STC スバルテクノ株式会社
社員インタビュー 第1車両設計室

社員インタビュー

知識と技術の両面を磨き、あらゆる部品を設計できる技術者に

H.I

第1車両設計室 
内外装設計第3グループ
2017年入社

万が一の時のため、内装部品も安全性能を第一に

私の所属する内外装設計第3グループでは、クルマの内装と外装の部品設計を行っています。私は内装トリム部品の設計担当で、年次改良(一年毎に行われる部分的な改良)で追加されるアイテムの構想検討から図面作成、部品手配、試作車両の確認などを主に担っています。年次改良では主に意匠の変更が多いですが、デザイナーが考えた意匠を実現するために部品の品質や見栄えをチェックし、図面などで関連部署に指示を出すことが私の役割です。これまではSUBARU BRZの荷室周りや後席についている部品などを担当してきました。内装部品は吸音性能や難燃性能、衝突した時の潰れにくさなど様々な性能が必要です。特にSUBARU車は内装部品にも高い安全基準が定められているため、サプライヤーと協力しながら基準に達するような内装づくりを行っています。

Job satisfaction

お客様に喜んでいただけることが達成感につながる

日々の仕事の中で、情報収集は欠かせないなと感じています。入社3年目の頃、設計を担当した部品が試作段階で試験評価して割れてしまったことがありました。その時も、原因究明のために「割れる」という現象が起こる要因についてあらゆる情報を集めました。素材や接着方法、樹脂を固める時の温度など様々な要因がある中で、今回の問題ではどこが原因だったかを自分で考え、さらにサプライヤーの製造過程を直接見せてもらいながら、最終的には問題解決へと導くことができました。苦労を重ねて設計して 造った内装部品が自動車雑誌やSNSなどで良い評価をいただけるとテンションが上がりますし、性能や品質が良くなるように最後まで諦めずに検討して良かったと感じています。

会議風景

Challenge

どんな部品も設計できる
技術者になりたい

現在はサプライヤーと協力して部品を製造する「外製部品」を主に担当していますが、今後はSUBARUグループ内で部品を製造する「内製部品」であるバンパー等の設計も担当できるようになることが目標です。内製業務は、これまでサプライヤーにお願いしていた範囲の業務も自身で考える必要があり、さらに深い知識や高い技術が必要です。そのため今は会社で開催される製図勉強会に参加したり、機械製図の技能検定に挑戦したり、より精度の高い図面を引けるように日々勉強中です。これからは技術を磨き、業務の幅も広げて、学生の頃からの夢でもある「どこでも通用するスキルを持った設計者」になりたいと思っています。

開発風景
未来の仲間へのメッセージ

未来の仲間へのメッセージ

好奇心旺盛で素直な方と一緒に働きたいです

常に技術が更新されていく業界なので、好奇心旺盛な方にはぴったりな仕事だと思います。私自身も発見と学びの毎日です。また、設計はSUBARUや発注先のサプライヤーなど、あらゆる関係者とコミュニケーションを取ることが多い仕事です。その中で知らない・理解できない専門用語がたくさん出てきた時に「わからないので教えて欲しい」と素直に相手に伝えられる方は、学ぶ機会が自然と多くなり、結果たくさんの知識を持ち、活躍することができると感じています。クルマに乗る人のいのちにも関わる大切な製品を扱うので、わからないことはわからないと聞ける素直な方と一緒に仕事ができたら嬉しいです。

休日の過ごし方

太田駅前はごはん屋さんが多く、仕事終わりに会社のメンバーとよく飲みに行きます。写真は「BEER BAR BREAK」というお店。群馬にもこんなお洒落なお店があるんですよ!笑
休日はショッピングやグルメを求めて友人と都内へ。東武鉄道の特急を利用すれば1時間弱で東京へ行けるので、充実した休日を過ごすことができています。

BEER BAR BREAK

1日のスケジュール時計

一日のスケジュ時計

7:50 出社会社
8:00~ メールチェック・ミーティング メールのチェック、業務の確認を行う。
チーム内での業務進捗確認および情報共有会。
10:00~ 車両チェックノートとペン 試作車両の仕様や動作チェック。
11:30~ 添削業務 後輩が作成した資料、図面などを添削し、指導する。
12:10~ 昼休憩食事
13:00~ 業務ラップトップPC SUBARU内外の関係者へ依頼事項の進捗状況を確認する。
15:00~ 小休憩・業務 10分休憩を取った後、自身の業務を進める。
17:00 退社家